ツートンカラーのマレーバクです
夢を食べる「獏」のモデルと言われています。獏にちなんで背景を夜っぽくしてみました。

⑦ マレーバク

 

 

園内入って一番初めの休憩できるカフェの横にいるのがこのマレーバクです。訪れた時は平日であった事もあり混んではいなかったのですが、恐らく夏休みに入った今とか、連休時とかは行列ができこのマレーバクが行列の退屈を紛らわしてくれるのでしょう。

バクと言われて一般的に想像するのがこの黒と白のツートンカラーですが、実はこの特徴的な配色はマレーバクのみの配色です。豚の様な身体にゾウの鼻に似た口吻を持つこの特徴的な体つきの動物は、多くの人がご存知の中国や日本に伝わる悪夢を食べる「獏」という幻獣に似ている事から「バク」という名前がついたそうなのですが、むしろ実在の動物をモデルにしたという説もあるそうです。

生息地はミャンマー南部からマレー半島、スマトラ島など。主に水辺を好み、開発などにより生息域が減っている事からその数を減らし絶滅危惧IB類(EN)に指定されています。


2013. JUL 25th.